「安く買って高く売る」は投資の王道ですが、常に正しいタイミングを掴むことは至難の業です。「ドルコスト平均法」を活かした積立投資であれば、そのタイミングに頭を悩ませる必要はなく、いつでも投資を開始することができます。
ドル・コスト平均法とは?
- ドル・コスト平均法とは、価格が変動する金融資産を常に一定の金額で定期的に買い続ける投資手法で、「定額購入法」とも呼ばれています。
- 投資するタイミングを分散できるため、開始するタイミングに頭を悩ませる必要はありません。むしろ、投資終了のタイミングが重要となります。
- 投資先資産の価格上昇・下落に関わらず、常に一定の金額にて買い続けますので、価格が高い時には購入数が少なく済み、価格が低い時には購入数が多くなることから、全体の平均購入単価を下げる効果があります。
- 値上がりと値下がりを繰り返すような相場にて強みを発揮する投資手法と言われています。
事例:毎月10万円ずつ6回投資した場合
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合計 |
一回目 |
二回目 |
三回目 |
四回目 |
五回目 |
六回目 |
積立金額 |
600,000 |
100,000 |
100,000 |
100,000 |
100,000 |
100,000 |
100,000 |
ユニット価格 |
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40 |
32 |
25 |
16 |
20 |
32 |
購入ユニット数 |
24,000 |
2,500 |
3,125 |
4,000 |
6,250 |
5,000 |
3,125 |
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600,000 (合計積立金額)÷24,000 (合計ユニット数) = 25
24,000 (合計ユニット数) x 28-25 (現在の価格-平均取得価格)÷600,000 (合計積立金額) = 12%
ドル・コスト平均法において重要なこと
投資先資産の価格下落時は、より多くのユニットを取得するチャンス
積立を継続することで価格変動リスクをリターン獲得のチャンスへ変える効果がある
ドルコスト平均法においては、投資を開始するタイミングはそれほど重要ではなく、むしろ投資を終了するタイミングが大事(売却する時の価格によってはマイナスになることもある)
重要事項:
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